昨年度の出身国別留学生数から見る、ネイティブスピーカーの雇用機会
「平成28年度外国人留学生在籍状況調査結果」が日本学生支援機構により発表されました。
平成28年5月1日時点での留学生数は約23万人、前年よりも14.8%伸びています。
弊社が越境ECプラットフォームを提供している国の留学生数を見て行くと、
中国ー約9万8000人
韓国ー約1万5000人
シンガポールー約350人
インドー約1000人
インドネシアー約4600人
となります。
シンガポールはもともと人口が500万人の国ですので、他の国に比べますと数は絶対的に小さくなります。中国・韓国は距離や文化的にも近い国ですので留学生が多いことは予想通りかと思います。
注目すべきはインドネシア国籍の留学生数が、中国・ベトナム・ネパール・韓国・台湾に次いで6位に位置している点です。
ASEAN諸国の消費をリードすると言われているインドネシアは、越境EC市場も急成長中です。
シンガポールとインドのECサイトは英語で通用しますが、インドネシアのECサイトはインドネシア語(Bahasa)での構築が必要となります。
中国語・韓国語・英語のネイティブスピーカー雇用は想像がつくが、インドネシア語ネイティブスピーカーの確保は難しそうだと思われがちです。しかし留学生数の多さ、インドネシアでの日本語学習者の多さを考えると、意外と機会は多いのです。
またWebデザイナーも現地の方を雇用できればベストです。
越境EC事業の成否を左右すると言っても過言ではない程重要なネイティブスピーカーの雇用、 焦らずゆっくりと良い人材を選びましょう。
