【tqoon】現地化・独立型サイトとは

サイト運営者の拠点ではなくサイトをオープンさせる販売先の国のサービスやシステムを完全に取り入れ、消費者が見ても海外運営のサイトだと区別がつかなくすることを現地化と言い、楽天やアマゾンのようにたくさんのストアが集まったショッピングモール型ではなく自社のみの独立したサイトを独立型サイトと言います。
ティクーンを利用して海外で商品を販売する場合、実際にサイトを運営する拠点は日本ですが、法的には販売先となる国の法人であるティクーンとなります。
例えば、販売先の国を韓国とした場合の例をあげてみましょう。
韓国で商品を販売する場合、ティクーン韓国法人が法的な運営を主体として、韓国内での決済代行、配送業者との契約を行います。商品の返品も韓国のティクーンが受けます。
独立型ショッピングサイトをどのようにして広報するのかと聞かれます。
日本ではGOOGLE、YAHOOを通して広報を行います。
韓国でも同じです。韓国で代表的なポータルサイトNAVER, Daumを通して広報を行います。
広報運営マーケティング実務を日本でするだけです。その他インターネット広報方法も同様です。
ただ、このためには会社に韓国語ネイティブの社員を採用しなければなりません。しかしひとりだけネイティブであれば十分です。ネットショップを運営しようとした場合、責任者、ウェブデザイナー担当、顧客対応担当、少なくとも3名は必要でそのうちの顧客対応担当だけ韓国人を採用するだけです。顧客対応を日本でする場合はインターネット回線電話の電話番号を韓国で取得すればいいだけです。
ティクーンを利用して日本でサイト運営をしているということを韓国の消費者はまったく気づきません。このように独立型サイト構成やシステム、サービスを現地化すれば日本を拠点に韓国だけでなく、中国、マレーシア、オーストラリアなどへの海外進出が可能です。