越境事業において種類の多さは武器となる

日本人・中国人女性の美容に関する調査結果から、「越境EC利用や訪日経験のある中国人女性が化粧品に使う金額は、日本人女性の2倍以上」という記事を読みました。

調査によると化粧品に関しては中国人女性は若い世代ほど多くのお金を使うのに対し、日本人女性は年齢が上がるごとに購入金額がなだらかに上昇しているとのことでした。

またサプリメントの分野は、日本の若い層は購入金額が中国人女性の1/8という結果も出ています。

中国の若い世代、政府による「一人っ子政策」の最中に生まれた世代は、特に消費意欲・美容意識が旺盛だと言われています。

先日は医薬品と衛生雑貨を取り扱う某大企業が、中国向けに越境ECプラットフォームを運営する企業とタッグを組み、越境EC事業に本腰を入れるという発表がありました。

大手企業が参入することによって、医薬品・衛星雑貨、そして化粧品、健康食品といったジャンルは、今後、現地でのブランド化もより複雑且つ困難になると予想できます。

しかし、先述の中国に限らず、日本以外のアジア各国の若い女性層の美容に関する意識は非常に高く、品質と種類の豊富さを兼ね持つ日本の製品、それをより多く試してみたいと考えている人は多いはずです。国内ではありふれた分野のものでもそれを複数種類取り扱っているというのは強力な武器を持っているという事です。

実際にどのような商品が現地の人に求められるか、それは未知数です。

しかし「とにかく種類が豊富で、また改良された製品が日々増え続けている」という分野は海外越境してみる価値があるのではないでしょうか。今後はそうした点にも注目して戦略を考えていきたいと思います。

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